地域における子どもの教育
子どもを生み育てるのは親の勤めです。
特に母親はお腹の中にいたときから胎教と称して、赤ちゃんに世の中のいろんなことを語りかけたりしてきました。
そういったこともあって子どもと母親のつながり非常に深いものがあるのですが、看護師の場合は出産後すぐ働きに出てしまうケースも多く、家庭内での社会教育が十分でないのではと心配されている方もいらっしゃいます。
子供の教育といえば保育園や幼稚園から大学や大学院などの学校ですが、学校で教えるのは勉強が中心でそれ以外のことはおろそかになりがちです。
そこで注目を浴びているのが地域なのです。
地域が一丸となってその地域に住んでいる子ども達に、社会で通用する力を教育していくのです。
親は家族のつながり、学校は先生と横のつながりですが、地域ではいろんな考え方を持った、いろんな年代層の人たちが生活しています。
子ども達にとっては小さな世界といっても過言ではありません。
この小さな世界の中で、社会のルールや人や自然、ものなどを大切の思う気持ちなどを町内会のいろんなイベントなどを通して教育していきます。
昔は「向こう3件両隣」という言葉があって、よその子どもでも悪い事をするとわが子をしかるようにしかっていたものですが、最近はこのような光景をあまり見かけなくなってしまいました。
近所と適正なコミュニケーションを図っていくことも立派な地域による子どもの教育ということがいえます。